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FEATURE塗床とは

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塗床の性能

塗床(ぬりゆか)とは、場所の使用目的に合わせて、床に耐久性など様々な「性能」を持たせるために、床を樹脂コーティングする施工です。一般的な「塗装」とは大きく異なります。

シームレスな一枚モノの床に仕上がるため、ゴミや水が溜まりにくくクリーニングが楽になり、清潔な状態を保つことができます(コンクリートでは汚れが浸み込んで除去不能になります)。

特殊な施工のため、専門的な技術・経験・知識が必要です。

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厨房
熱いもの、冷たいものが流れても剥がれない
水で剥がれない
オイルで劣化しにくい、滑りにくい
汚れにくく清掃しやすい
材料例
タフクリートFL/MHケミクリートE 防滑工法
002
駐車場・ガレージ
歩行・車両通行で摩耗しにくい
重量物の荷重で凹まない
材料例
パーキングガードビューコートケミクリートE ペーストコーティング/防滑工法
003
駐輪場
雨の日でも滑りにくい
材料例
ケミクリートE 防滑工法
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倉庫
塵が出にくいため、保管する商品等が汚れにくい
材料例
ケミクリートE/EPカラー
005
整備工場
歩行・車両通行で摩耗しにくい
重量物の荷重で凹まない
工具を落とすなどの衝撃に強い
オイルで劣化しにくい、滑りにくい
汚れにくく清掃しやすい
材料例
ビューコート
006
食品加工工場
水で剥がれない
オイルで劣化しにくい、滑りにくい
工具を落とすなどの衝撃に強い
抗菌仕様
汚れにくく清掃しやすい
材料例
タフクリートMH/FLケミクリートE-MR/HR
007
精密機械工場
静電気を流す、帯電防止
歩行・車両通行で摩耗しにくい
材料例
ケミコンダクトペーストコーティング
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唐澤工業の特長

塗床「専門」のプロ集団

塗床は特に専門性の高い施工です。唐澤工業は、全国的見ても数少ない「塗床専門の職人」が施工を行う、いわば「プロ中のプロ」の集団です。仕上がりの質の高さはもちろん、場所・用途・予算に見合った提案が可能です。

塗床全般に対応(合成樹脂系)

部分的な専門ではなく、合成樹脂系の塗床全般の様々なケースに対応できます。施工前には把握できないイレギュラーな事態に対しても、対応してきた経験と実績があります。安心してお任せ下さい。

30年の経験値

唐澤工業には塗床のみを専門として築き上げた30年間の経験・実績・技術があります。塗る技術の高さに加えて、「どんな床に、どんな塗床をするべきか?その工程は?」といった見立てを高い精度で行うためには、長年の経験が必要です。

仕上がりに対する姿勢

専門性が高いということは、一般の方にはディテールや工程の良し悪しが見えにくいということでもあります。しかしだからこそ、専門家が責任を持って、お客様がお使いになるシーンや、使い続けた先々まで考えて、困らないように正しい選択をしていくことが大切です。そのために決して手を抜くことはありません。

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受注〜完成の流れ

現地調査・見積・打合せ

お仕事のご依頼後、まず現地に出向いて対象となる床の状況把握(含水率の測定等)を行い、「どのような塗床材・工法が最適か」を判断します。

後日、費用と期間のお見積を作成の上、工程のお打ち合わせをさせていただきます。ご要望に応じて柔軟に対応いたします。

施工開始・レイタンス除去

塗床材とコンクリート下地が剥がれないように「いかにしっかり接着できるか」「クリーンな床に仕上げられるか」が施工のポイントです。

この工程では、ポリッシャーで床を研磨して、シーリングやペンキを細かく剥がしていきます。コンクリート表層の微粒子まで除去します。

徹底的な清掃
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レイタンス除去により出たゴミやホコリは、仕上がりに悪影響を及ぼすため、徹底的に清掃を行います。

また、研磨や清掃によって現れたコンクリート下地がどのような状態か(クラックなど)を見極めます。

作業環境の確保
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塗床はとてもデリケートな施工です。空気中に舞っているチリやホコリも仕上がりに影響するため、しっかりと養生をして、作業環境を整えて作業します。

プライマー塗り

塗床材とコンクリート下地の密着度を高め、剥離を防ぐ、とても重要な工程です。

下塗り(パテしごき)
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樹脂パテを金鏝でしごき、コンクリートの傷、ピンホール、クラックに充填していきます。

上塗り前のチェック
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再度、傷やピンホール、クラックの口が開いていないかチェックし、パテ処理を行います。

仕上げ(上塗り)

最後の塗床材を塗っていきます。性能をしっかり発揮できるよう、材料の配合と、面積あたりの量の配分(割付)を正確に行います。床全体が均等で適切な厚みとなるよう注意します。

完成・引き渡し

規定の養生期間を経て乾燥後、最終確認を行い、お引き渡しとなります。